資産性の高いモデルの条件(4+1)はこれだ!①
~Be Into Watch~ パパごんたス!です。
前回は腕時計の評価軸を紹介しました。気になる方は下記のリンクから読んでみてください。
その中の重要項目として資産性がありましたね。今回はそこを掘り下げてみたいと思います。
腕時計を選ぶときに何をみる? ~機械式高級腕時計の評価軸とは~ - METAL World (hatenablog.com)
ズバリ!人気モデルであること。
じゃあ、何が人気モデルなのか、あるいは人気モデルになる可能性があるのか。
評価軸に挙げた6項目(アサラップ:ASAWRAP)のうち、以下の4つが条件です。
2)Strory:歴史性
4)Robustness:堅牢性/防水性
5)Accuracy:正確性
6)Power Reserve:駆動時間
プラス 希少性。
今、大人気のROLEXを例に見ていきましょう。
先にお伝えすると結論、全項目で満点ということです。だからこそ世界中で人気なのです。
2)Strory:歴史性
1905年にハンス・ウィルスドルフが創設し、3大発明と呼ばれる技術が搭載されています。防水性能を備えたオイスターケース、両方向に回転するローターのパーペチュアル、0時ぴったりに日付が変わるデイトジャスト・・・時計好きなら外せない知識ですね。これらの技術を備えたモデルは多数あり、各モデルには必ず誕生秘話が隠されています。有名なサブマリーナは1953年に誕生し、ROLEXの深海へのチャレンジの歴史そのものとも言えます。マリンスポーツや海が大好きな海外セレブに響きそうな話ですよね。
4)Robustness:堅牢性/防水性
前述のとおり防水性の高いケースを使っており、ほぼ全てのモデルが100m防水を備えています。ケース素材はスーパーステンレス「SUS904L」を使用し、貴金属と同レベルの安定性、耐腐食性を備えます。ムーブメントもショックアブソーバ「パラフレックス」を備えて、耐衝撃性もあります。さすがに床に落としたらダメでしょうけどね。
近年はオメガやチューダーがマスタークロノメーター認証を取得したモデルをリリースしており、帯磁性能が15,000ガウスというMRIに入れても精度を維持できるようです。ロレックスは帯磁性能はやや劣る印象です。今後に期待です。
5)Accuracy:正確性
スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)が認定したクロノメーターがムーブメントとして搭載されています。精度は日差-2~+2秒と抜群に良いです。
6)Power Reserve:駆動時間
一部のモデルを除き70時間です。近年、どんどんムーブメントのアップデートを行っており、人気モデルはすべて70時間となっています。
次は、希少性がなぜ条件なのか・・
長くなってきましたので、次の記事でご紹介しますね。
では、次回もお楽しみに。
続きはこちら資産性の高いモデルの条件(4+1)はこれだ!② - METAL World (hatenablog.com)
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時計初心者は下記も参考にどうぞ。