腕時計を選ぶときに何をみる? ~機械式高級腕時計の評価軸とは~
~Be Into Watch~ パパごんたス!です。
今日は私の機械式高級腕時計選びの評価軸をご紹介します。
皆さんは高級腕時計を選ぶとき、どのような基準で選びますか?
その時に参考になれば幸いです。
私YSKは、以下の6つの評価軸(略してASAWRAP:アサラップ)で腕時計を見ています。
1)Addict:趣味性(好き嫌い)
2)Strory:歴史性
3)Asset:資産性
4)Robustness:堅牢性/防水性
5)Accuracy:正確性
6)Power Reserve:駆動時間
皆さんは何を一番重視しますか?
昔の私であれば、兎に角【1)趣味性】でしたね。
見て、触って、これだ!と思ったら購入・・・
今の私がみたら「オイオイ・・ちょっと待て」と諭したことでしょう。
私が最も重視するのは1)趣味性、3)資産性です。
それ以外は、ある程度バランスがとれていることを目安にしています。
それぞれの評価軸を見ていきましょう。
1)Addict:趣味性
見ての通り、自分が見て着けて気に入らなければ話になりませんよね。
転売などせず、自分で使うことを考えれば必須の条件です。
2)Story:歴史性
腕時計あるいは生み出したブランドには、それぞれ歴史があります。
例えば、オメガの「スピードマスター プロフェッショナル」は有名。1969年に人類が初めて月面着陸に成功したのが「アポロ11号」。そのときに宇宙飛行士が着用した腕時計こそスピードマスターだ。
どうですか?男心をくすぐるStoryですよね。こういう話を聞くと所有したときの満足感も高いものになるはずです。
3)Asset:資産性
お金の話だと誤解しないでくださいね。資産性が高いのは高い人気の裏返しであり、希少性が高く、簡単には手に入らないモデルだということです。多くの人が欲がる人気モデルを所有すれば人と被ることもなく、所有する満足度を高めてくれます。
ビジネスの場などあらゆるシーンで「珍しい時計をつけてますね」と声をかけられたり、コミュニケーションの潤滑油にもなってくれます。
また、世代を超えて受け継いだり、本当にお金に困ったときには所有者を助けてくれるかもしれません。
4)Robustness:堅牢性/防水性
丈夫であり、最低でも日常生活防水くらいないと安心してつかえません。ただ、現代の高級腕時計であれば、気にする必要はなさそうです。ただし、ビンテージ時計はシールが劣化しているケースもあるので要注意です。
5)Accuracy:正確性
時計本来の機能として、ある程度の正確性は必要ですよね。機械式時計は日に10秒ずれることもよくあります。世界最高レベルのROLEXでも日差-2~+2秒ですから、極端な正確性は求めてはいけません。たまに時間を合わせることも機械式高級腕時計の楽しみの一つだと思いましょう。
6)Power Reserve:駆動時間
一昔前はゼンマイを目一杯巻いても48時間でしたが、近年のモデルは70時間が主流になってきています。金曜夜にアクセサリボックスにしまい、月曜朝につけてもそのまま使える70時間がお勧めです。
整理してきましたが、いかがでしたか?
人によって重視する点は違うと思いますが、ASAWRAP(アサラップ)を軸にして腕時計をみると、また違った面白さがあるのではないでしょうか。
読者の方が最高の1本に出合えることを願っています。
それでは次回をお楽しみに。
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